ホメオパシーの薬

Remedies:レメディー

ホメオパシーで用いられる薬は、レメディーと呼ばれます。これは「治療薬」という意味で、ホメオパシーだけでなくハーブなども英語ではレメディーということがよくあります。日本で言う「ドラッグ」は向こうでは、西洋医学の薬に主に使われる表現で、自然療法で用いられる生薬などはレメディーと呼ばれることがほとんどです。

ホメオパシーのレメディーは、希釈と振盪の二つの動作によって構成されるポーテンタイゼーションと呼ばれるプロセスで製造されます。
このポーテンタイゼーションによってレメディーは驚異的な濃度まで希釈されることになります。

ホメオパシーで使われる単位にCというものがあります。
これはCentesimal Scaleという1:100の単位です。例えば1Cであった場合、それは100分の一であり、2Cの場合、2倍ではなく2回のプロセスを意味するので 100×100=10000、1万分の1ということになります。一般的によく使われる30Cという濃度がありますが、100の30乗分の1というレベルま でポーテンタイズされています。
この濃度は、通常は原物質が一切残存していないと言い切って良いレベルの濃度です。
これは日常的にホメオパシーで使われるレメディーには物質が砂糖、或いは水しか存在していないということになります。
当然ながら、多くの人に何故効くのか?という疑問が生まれますし、実際ホメオパシーのよく糾弾される点であり、また特徴ともいえます。

ここで明確な答えを述べることができたら良いのですが、現時点で、様々な仮説が立てられているものの、決定的な証拠となる科学的理論は確立されていません。
しかし、200年以上に渡る歴史のなかで、単なる砂糖玉を超えた効果がホメオパシーにあって認められてきたからこそ、現代医学が発達した今でも多くの人に 支持されていますし、効果があること自体は多くの実験などでポジティブな結果がでています。

これは仮説にすぎませんが、なにがしかのエネルギー、例えば体内に流れる微弱な電流に働きかけるような作用があるので、現物質がなくなってしまった状態でもエネルギー的に効くのではないかという説がよく話題にあがります。
鍼灸や指圧がポイントを刺激するだけで変化を及ぼすように、ホメオパシーのレメディーも何がしかの刺激を体に与えている可能性は高いと思われます。

結論としてホメオパシーを科学的に説明するのは不可能ということになります。
しかし、科学的に効果があるというのは、二重盲験法による実験などでわかっています。
そもそも、効くという経験的な事実と、効かないという理論があれば、効かないという理論が間違っているのは、私にとって明確なことなので、実際問題、科学的に云々というのは個人的には気にしていません。

今までの私のホメオパシー実践の経験からしても、ホメオパシーを効かないということ考えるのさえナンセンスですし、効果がないと言い切る人は、実際にホメオパシーを経験したことがないのではないかと思います。

一人でも多くの人が、ホメオパシーを体験し、その効力を実感して頂ければと思います。