エドワード・バッチ博士の生涯 ~Bach Flower Essence : バッチフラワーエッセンス その4~

その3に続きまして、バッチ博士の生涯を紹介したいと思います。

バッチフラワーエッセンスの一つ、クラブアップルの写真です。

バッチ博士の生涯      

Dr Edward Bach (1886-1936) : エドワード・バッチ博士は、元々医者として働いていました。
ロンドンにHarley Street : ハーリーストリートというシャーロックホームズにもでてくる有名な医者が集まっている通りがあります。(エインズワースから2ブロックほど離れた通りです)
医院として非常に成功していたようなのですが、当時の医学では彼の求めていた治癒にたどり着けませんでした。
当時も人間は今と大して変わらないので、肉体的な症状が治せても、病気が心因性の場合は再発することもある(一例に過ぎませんが)ので、一般的な医学の治療に限界を感じていたようです。

通常の医学に限界を感じた彼は、原因から治せば良いのではないかと思い、まずバクテリアの世界に興味を惹かれます。
1919年からロンドンにあるロイヤルホメオパシックホスピタルに勤務し、細菌を研究した彼は7種類のバクテリアを発見しました。
これらはホメオパシーでBowel Nosode と呼ばれる重要なレメディー群です。

1928年にはバッチ博士はフラワーエッセンスの構想を得ていました。
しかし、ここで彼が突き当たった問題は、どうやったら効果がある植物を発見して、どうやったらその効果を知ることができるのかということです。

悩みに悩んだものの答えが見つからなかった彼は生まれ故郷であるウェールズに帰省しました。
彼は答えが見つからないことに煩悶しており、いったいどうやったらフラワーエッセンスを作り上げられるのか?これから自分はどうしたらいいか?など焦りと不安は絶えず、苛立っていたようです。
そのとき、たまたま彼は小川のほとりを歩いていたのですが、突然、苛立ちや不安が消え、深い安らぎと満たされた感覚へ入っていきました。

「ああ、きっとこれは万事うまくいく。心配することはない。自分はこれを成し遂げることができる。焦ることはない。」

そしてふと彼が見た川沿いに群生して咲き乱れている花が「Impatiens : インパシェンス」だったのです。
このImpatiensは、彼の最初のフラワーエッセンスとなります。
(ちなみに英語には Impatient : インペイシェント という単語があり、イライラしているとか我慢ができないといった意味ですが、同じラテン語のルーツがあるものと思われます。)

またこれにより、彼はフラワーエッセンスを見つける方法として、自分がネガティブな感情を抱いているときに自然を散策し、そしてその感情を癒してくれる植物を探すという非常に「非科学的」な方法を確立します。

1930年に、バッチ博士はついにこのフラワーエッセンスの体系を完成させる決意をし、故郷のウェールズに帰り本格的にフラワーエッセンスを作り始めます。
彼は春と夏の間に、フラワーエッセンスをつくり、冬に無料で患者を治療することでエッセンスの効果を見極めていたようです。

バッチ博士は最初に12のエッセンスをつくり、さらに4種、3種と作り足し19種となりましたが、実践するうちに彼は19種では不足を感じ、さらなる19種を作り上げバッチフラワーエッセンスを完成させました。
(このフラワーレメディーの探求の過程にも、様々なストーリーがありますが、いずれ機会があれば紹介したいと思います。)

そして1936年、彼は全ての仕事を終えたかのように享年50歳でこの世を去りました。

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先ほどもかきましたが、彼のバッチフラワーエッセンスは、従来の細菌学や解剖的な見地を全く無視した「非科学的」な方法で作り上げていったので、「科学的」な見地からは全く相手にされていません。

しかし、彼自身も医者であり細菌学者であったのですから、彼がそういった科学の素養は一般人以上にあったでしょうし、知性のない人間だったわけではありません。

バッチ博士は

「病が現在の物質主義的な方法から治ったり消えたりすることはない、なぜなら病の本質的な原因は物質ではないからだ」 

という言葉を残しています。

この言葉をどう受け取るかは一人一人違うでしょうし、私はバッチ博士も科学も否定するつもりはありません。
しかしこんなに医療が高度に発達した現代でも、私たちは多くの病気を抱え、病のない世界が訪れる兆しはありません。
多くの人が気づいていると思いますが、私たちの身体的な不調の多くは精神的な苦悩に結びついていることが非常に多いです。
また特に先進国の中でも高い自殺率をもつ私たち日本人にとって、一考に値する言葉ではないでしょうか。

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※トリビアですが、何故、Bachがバッハではなくバッチと発音されるのか(音楽家のバッハと同じ綴りです)という疑問を聞くつもりでいたら、質問する前にアンナが彼女の解釈を教えてくれました。

英国も日本と同じように地方によって訛があります。
彼女の意見は、バーミンガム地方にドクターバッチは住んでいたので、そのエリア特有の訛ではないかというものでした。(彼女として、バッチもバッハも間違いではないという意見でした。)
私の同僚と話し合った結論は、当時はドイツとの戦争があったので、バッハと発音してドイツ系の人間と誤解されることを避けたのではないかというものです。
同僚はこのことに関してはかなり自信があるようでした。
(同僚の意見では、バッチは間違いでバッハが正しい発音とのことです)

の個人的な意見では、バッハとバッチは単なるアクセントの違いで説明できるような発音の違いではないと思うので、同僚の意見の方が史実の近いのではないか
と思うのですが、ドクターバッチもこの世の人ではありませんし、「バッチ」だろうと「バッハ」だろうと私たちがわかればそれで良いのかもしれません。

その5に続きます

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