空飛ぶ発電施設

MIT初のベンチャー企業が、ついに実用化に成功したそうです。

何年か前にコンセプトを見たことがあったのですが、実用化されたらしいのでびっくりです。

30KWの発電能力と書いてありますが、そうすると年間約30000KW発電できることになります。日本の一つの家庭が大体年間5500KWほど消費している計算らしいので、5世帯は余裕、6世帯でぎりぎりといったぐらいの発電量でしょうか?そんなに余裕のある発電量ではありませんが、僻地などでディーゼルで自家発電するようなエリアでは非常に有用でしょうね。

発展途上国の村などでも、送電線を引いてくるより、村で一台買うようなこともできるでしょうし、夢が膨らむ技術です。単純な構造ですし、量産したらコストもかなり下がりそうなあたりもいいですね。

太陽光発電はそれをつくるために大きな電力が必要という矛盾を抱えた発電設備ですが、この風力発電は環境負荷も、真の意味低そうで良さそうです。

また従来のタワー型風力発電より効率もよく、2倍近い発電量が可能だそうです。上空は強い風がほとんどの時間ふいていますからね。それにおそらくタワー型に比較しても鳥があたって死んでしまう事故がだいぶ減るんじゃないでしょうか?300mから600mに揚げるらしいので、その高さを日常的に飛び回っている鳥はだいぶ少なそう。

Wi-fiの電波塔としても使えると書いてありますから、都市部でも高層ビルの屋上に設置して、ビルの発電をまかないかつWimaxなどの電波に使うなど色々使えそうです。都会で使うならペイントして広告にもできそうですね(少し高度が高すぎるか・・・・)

それに、これなら太陽光発電よりも地震に対する耐性が高いのではないでしょうか?なんて言ったって宙に浮いてますし、下につながっているウインチなんて、倒れたって起こせばいい話ですから、災害時の非常電源にも使える。最近は郊外の大規模サービスエリアを首都圏大地震に備えて、いざというときは自衛隊や消防隊の集中的な災害対策センターのしていますが、そういったサービスセンターなんて、まさにこういう風船を浮かしておくスペースがあるんですから、普段の電力消費を賄うのも兼ねて設置したらいんじゃないでしょうか。これをお目当てに見に来る人もいそうだし。ていうか私は見に行きます。

ただ密集すると絡み合う危険があるので、無制限には設置することはできませんが、都市部でたくさん飛ばすのもある種の景観になって面白いのではないでしょうか?企業の本社ビルとかなら最近流行りのエコ企業アピールもできそうですし。

クラシックな町並みだと景観破壊になりますが、すでに景観が破壊しつくされている東京なら、未来都市風の都市デザインとしてもいけそうな気がします。

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