10 ways to have a better conversation
会話において、よく政治と宗教には触れるなと言われますが、最近ではそれ以外にも微妙になる話題がたくさんあります。
そんなご時世ですが、上手な会話でより良い関係を築くための10のコツが紹介されています。
よく会話のテクニックには、
・興味のある話題について考えておく
・相手の話を注意して聞いてるような様子をみせる
・相槌をうつ
・相手をみて微笑む
・相手の言ったことを繰り返す
などが言われますが、セレステさんによるとこれらは役に立たないゴミだそうです(笑)。
セレステさんが話してくれるのは、彼女のプロのインタビュアーとしての技術なのですが、彼女は普段の生活でもこの技術を用いていて、それが会話がうまくなるためにも役立つそうです。
上手な会話のための10のコツ
それでは、その10のコツですが
(それぞれに書いていることはおおまかな要約です。本編を見られることをおすすめします。)
1.”ながら”をしない
単にスマホをいじらないというだけでなく。その瞬間にその場にいるようにするということです。つまり、何らかの他の気になることに心を傾けないで、相手との会話に心を注ぐということです。
2.一方的に話さないこと
会話に臨むということは、自分の主張を言うだけではありません。自分の言いたいことをただ話したいだけならば、ツイッターなりブログに書けばよいのです。
相手の意見を柔軟に聞く姿勢がないのであれば、何かを学ぶことはできませんし、相手の心を開くことはできません。
自分の意見をひとまず脇において、相手の意見を聞くことで、相手はより受け入れられたと感じて心の奥底を見せてくれるようになります。学ぶ姿勢で相手の話を聞きましょう。
3.自由回答の質問をすること
YesかNoでは答えられない質問をする。つまり
・いつ
・どこで
・誰が
・何を
・なぜ
・どのように
で始まる質問をする。複雑な質問をしても簡単な答えしか返ってこないし、具体的な質問はYesかNoの返事になってしまう。
相手に考えてもらう質問をするだけで、もっと興味深い答えが返ってくることが期待できます。
4.流れにまかせること
頭に浮かんだ考えは、ただそのまま消えるに任せましょう。会話をしている最中は、しばしば余計な全く関係ないことを思いついたりします。そういった考えを、後で話そうとしないで会話の流れを大事にしましょう。
5.もし知らなければ、知らないと言う
自分が何を知っているか知らないかは、注意し過ぎるくらいに明確に意識して、知らない時ははっきりと知らないといいましょう。
6.相手の体験を自分のと同一してはいけません。
例えば、家族がなくなった時の話を相手がしたときに、自分の家族がなくなった体験をする必要はありません。同じようなことが起きても体験していることは、一人一人全く違う個別のことだからです。さらに大事なことは、自分の話をしているのではないので、自分の話をする必要はないということです。
7.同じことを何度も言わないこと
自分の主張が正しいことを示そうと、言葉を変えて繰り返す必要はありません。うるさく感じられるだけでいいことはありません。
8.細かいことにはこだわらない
基本的に、相手は自分ほど細かいことは気にしていません。細かい日付や人名などは瑣末なことです。相手が興味があるのは、あなたがどんな人で、どんな共通点があるかです。
9.聞くこと
最後ではありませんが、これがもっとも重要なスキルです。そしてもっとも伸ばすことができるスキルです。どれほどの偉人がこれを強調してきたかわかりません。しかし人は自分のことを話したがるものです。相手の話を聞くことを意識しましょう。
10.簡潔に
話をするときは、相手の興味を引くぐらい短くて、大事なところはきちんと説明すること。
最後にこれらをまとめて、一番大事な心構えとしては、
「相手に興味を持ち、出来る限り口を閉じて耳を傾け、感心するようなことがでてくるの期待すること」
これが、一番の会話の秘訣だそうです。
みなさんはどうだったでしょうか?
個人的には1番の「ながらをしない」というのがいきなりできてないなと思いました。やはりスマホは気になってしまうんですよね。私みたいな人は、誰かと話しているときはスマホの電源を切ってもいいかもしれませんね。
3番の自由質問をするというのは、実はコンサルでも大事な要素です。相手から情報引き出すという点では、コンサルティングでも同様なのですが、YesかNoかで終わってしまう質問は極力避けて質問したほうが良いです。ただし、あまりに簡潔な質問でも、逆にシンプルな返事が返ってきしまうことが少なからずあるので難しいところですね。
上にあることをきちんとできれば、会話が弾まないということはだいぶ減るかもしれませんね。しかし上記に加えて臨機応変で上手な質問をするという技術も必要な気がします。
5W1Hに的確な肉付けをした質問をできるようになりたいものです。