China Officinalis : チャイナ・オフィシナリス

チャイナ・オフィシナリス

China Officinalis : チャイナ・オフィシナリス(以下、チャイナ)は、英語のスペリングと発音の関係上、チャイナと発音されるようになりましたが、元々はKina:キナと呼ばれるものです。
このキナの樹皮から作られる薬は、300年近く前からマラリアに有効な薬として文献に残っています。
別名でPeruvian Barkとも呼ばれていたように、ペルーなどの南アメリカ大陸の多く自生している植物です。

現在でもマラリアの特効薬は見つかっていませんが、抗生剤などができる以前はこのチャイナが煎じて使われており、この交易によって巨万の富を得たものいたそうで調べてみると歴史のある非常に面白い薬草です。

ちなみにチャイナは、最初のホメオパシックレメディーでもあります。詳しくは、「ホメオパシーの歴史」をご参照ください。

①. 体液の損失

さて、チャイナのテーマは、「体液の損失」による体力の低下です。
この「体液の損失」は汗、血、その他諸々の全ての体液です。
例えば、発汗による脱水、下痢による脱水、生理による失血、怪我による失血などのありとあらゆる「体液の損失」からくる弱体化と気力の喪失がチャイナの特徴です。

風邪の時に、ぐっしょりと塗れる発汗や嘔吐、下痢のしすぎによって徐々に弱っていくようなケースはチャイナがぴたりと当てはまります。
熱は、寒気と高熱が交互にやってきて、下痢もなかなか治らず、痛みのない水のような下痢が頻繁に出ます。
食べた後に、すぐ吐いてしまったり下痢で下してしまうような場合も、チャイナを考えてみると良いでしょう。

②.膨満感

膨満感もチャイナのキーノートの一つ。
チャイナタイプの膨満感は、消化不良で、お腹が風船のように膨れてガスが溜まっているけどゲップをしても楽にならない、そして非常にイライラしています。
また面白い特徴として、軽く触れられると悪化するのに、強く押されると症状が良くなります。とても大事なポイントなので、チャイナか確かめたいときにはトライしてみてください。

この消化不良の時に現れる症状は、Carbo vegやNux-v、Lycにもよく似ています。
消化不良で膨満感がありかつイライラしている人には、まずNux-vをトライしてみて次にLyc、それでもあまり変化がないときはCarbo vegかChinaを試してみてください。

消化不良と関連して、食中毒にも使えるレメディーです。
食中毒のトップ2レメディーは、ArsenicumとPyrogenですが、 膨満感があるときはチャイナを試してみてください。
またArsenicumがあんまり効果がないような時も、トライしてみる価値があります。

③.慢性疲労

軽くですが、慢性疲労にも触れたい思います。
慢性疲労は、様々な原因が考えられるので、慢性疲労のレメディーを探すよりは、その人の本質にあったレメディーを探すべきです。
しかし、チャイナの特徴であるぐっしょりと濡れる寝汗、慢性的な下痢、微熱が続いたりするような慢性疲労状態にはトライしてみる価値があります。

④.まとめ

まとめとして、もう一つのキーとなる特徴を説明します。

それは、周期的な悪化です。
この周期的な悪化というのは、例えば、一週間であったり、二週間であったり、一ヶ月であったりと、周期的に症状の悪化するタイミングがくることを意味します。
気づきにくい部分なので、注意が必要です。

最後に、このチャイナを選ぶときに外せないテーマは、「体液の損失」「膨満感」「体力気力の喪失」が挙げられます。この三つのうちどれかが引っかかれば、チャイナが必要な可能性はグッとあがります。心に留めておいてください。

好転条件:強く押すこと、夕方、横になること

悪化条件:体液の損失、軽く触れること、周期的に悪化

動物に使用する場合

上記の人に使われる条件でそのまま応用してください。
しかし、特に慢性の下痢、消化不良などに使いやすいレメディーです。

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