Classical or Practical ? : クラシカルかプラクティカルか?

クラシカルホメオパシーとプラクティカルホメオパシー.jpg
注:写真は本文と全く関係ありません(笑

ホメオパシーには、色々な方法論や手法があるのですが、一番の大きく分けるとクラシカルホメオパシーとプラクティカルホメオパシーの2つに大別することができます。

これもまたどちらが正しいというわけではないのですが、この2つの違いは、本当に大雑把にくくってしまうと、一度に何種類のレメディーを飲むのかという点でわけることができます。

クラシカルでは基本的に一度に一種類を飲むので、同時並行で何種類も飲むことは基本的にはしません。それに対して、プラクティカルでは、クラシカルのように一種類しかださないこともありますが、コンビネーションで何種類も出したり、タイミングをずらして同時並行でレメディーを出すことがあります。(例えば朝と夜に飲むといったように)

私の学んだイギリスでは、クラシカルとプラクティカルを白と黒でたとえるならば、どちらともつかない灰色のホメオパスが8割以上を占めている感があります。どちらに偏っているかは人によりけりですが、良くなればそんなのなんでもいいじゃんというホメオパスが多いです(笑。

私は8割のプラクティカルに2割のクラシカルといった塩梅でホメオパシーをやっています。

つまりイメージとしては、クラシカルとプラクティカルとは別々のものと言うよりは、プラクティカルという大きな円の中にクラシカルという小さな円が含まれていると考えるとわかりやすいかと思います。

今のところ、現代のホメオパシーのなかで優勢なのは、プラクティカルホメオパシーと言えるかもしれません。フランスやドイツのホメオパシー製薬会社は単種のレメディーも作っていますが、風邪用や頭痛用、花粉症用といったコンビネーションのレメディーなどなど色々と出しています。私の働いていたエインズワース薬局では、コンビネーションもかなりのパターンを常備していました。

ただどちらが間違っているというわけではなく、クラシカルのほうがより理論的であり原則に忠実なホメオパシーであり、プラクティカルは名前の通り実践のなかでより現実に即してブラッシュアップされたものと考えています。

クライアントがのんびりと構えている方で、比較的わかりやすいケースでは、一度に一種類のレメディーを出すこともありますが、基本的には、時間差で複数のレメディーをだしたり、コンビネーションを出すことをよくやります。

現実的に、クラシカルのみで攻めていくと、一つを出して時間をおいて様子を見て変化が見られなかったら違うものを検討するというパターンになるのですが、これがまたなかなか時間がかかります。

アトピーや花粉症でとりあえずなんとかある程度楽にしてほしいという方の場合、こういう悠長なやり方でやっていると、クライアントが辛くて大変ですし、私の方としてもちょっと申し訳ない気持ちになります(笑。

ただ一度にあんまり沢山の種類を出すのも、あんまり感心しないやり方です。数種類用いるといっても、あんまりたくさん混ぜてしまうと個々に対する反応が劣化し、全体として何をしたいのかわからない目的イメージのボケたことになってしまいます。このとりあえずよく判別できないのでたくさん混ぜてしまうのをショット・ガンメソッドといい、プラクティカルのなかでもヘボいホメオパスとイギリスでは思われています。(このショット・ガンというのは、いっぱい同時に弾が出るので、日本語で言う「数撃ちゃ当たる作戦」とりあえずどれかは的に当たるといった意味合いです)

私はレメディーを同時に出すといっても、お互いに同じ方向を強めあうか、或いはお互いを補完しあうようなレメディーの出し方をします。