Gelsemium sempervirens : ジェルセミウム・センパヴィレンス

Gelsemium_sempervirens

Gelsemium sempervirens : ジェルセミウム・センパヴィレンス(以下Gels)Nux Vomicaなどと植物の分類において近く、ホメオパシーにおいて最も重要なレメディーの一つです。

Gelsの典型的な症状は、まさにインフルエンザに罹ったときのような状態で、目は重く眠たそうで、寒気が止まらず、手足が重く持ち上げるのもおっくうに感じます。

.インフルエンザ&風邪

Gelsはホメオパシーにおいて、インフルエンザのトップ3レメディーのうちの一つと言えます。

風邪にも同じように使うことができますが、特にインフルエンザに頻繁に使用されます。

Gelsには3つのキーワードがあります。

眠い」「重い」「鈍い

この3つの単語で、Gelsの症状のエッセンスです。

Gelsのあてはまる人は一日のほとんどを寝て過ごします。
慢性疲労で力が湧かなく、体が引きずられているように感じます。

特に、手足が重くて持ち上げられないように感じるのはGelsのキーノートです。

頭も疲れきって何も考えられないような状態にあることが多く。
全てに無関心でただ苦しんでうめいているだけのような状態です。

ひどい風邪によくあるように、悪寒とふるえが止まらず、背骨を寒気が上下しているような感覚があります。

しかし空気がこもっている部屋は苦手なので、窓を開けて新鮮な空気をほしがります。

よく頭痛も伴うのですが、頭が重くて締め付けられているように感じます。
頭痛がひどいときには、視界がぼけて像が二重に見えることもあります。
頭痛はBryoniaと似ているのですが、

Bryonia

・いらいらしている
・のどが渇く
・反応が素早い

のに対して

Gels

・無関心
・のどが渇かない
・反応が鈍い

など他の部分で対照的なので、判断がしやすいと思います。
排尿によって一時的に頭痛が和らぐのもポイントです。

さらにBryoniaと共通している部分として、ゆっくりと風邪が進行していくことがあげられます。
月曜日にちょっと風邪っぽいなと思って いたら、水曜日にすっかり具合が悪くなっているのがGelsのタイプの風邪です。

反対にAconiteやBelladonnaは一日のうちにあっと言う間に具合が悪くなります。

また自分の風邪の状態や、症状のことを考えるとさらに具合が悪くなるという特徴があります。見逃せないキーノートです。

.慢性疲労

Gelsの風邪の時の症状をみて、慢性疲労の症状のように見えると思われた方も多いのではないでしょうか。

お察しのように、Gelsは慢性疲労状態によく使われるレメディーでもあります。

特に何らかのウイルス感染の病後に、体力が戻らずに慢性疲労のような状態から抜け出せないときの1stレメディーです。

Gelsの慢性疲労状態は、ひどいケースだと疲れすぎているので、少しばかり思考することもできません。

何をするにも全く集中できず、頭が全く働かないような状態です。

一日中だるくて、眠くて眠くてたまらないのですが、ベッドに入っても疲れすぎているのでなかなか寝付けません。

風邪の時の症状のように、体が引きずられるように感じ、手足が重く感じるのもキーノートです。

.ショックや不安

AconiteArsArg.nitなどのレメディーがあるので、あまり注目されませんが、Gelsはショックや不安に使われるレメディーでもあります。

特に失敗する不安なや何か悪いことが起こるという恐怖によく使われるので、飛行機が怖い人などには、事前にAconiteと共にGelsを試してみて下さい。

恐怖で麻痺してしまって、がたがた震えているような状態にも適しています。

またショックから立ち直れず慢性疲労状態のようになっている人にもよいレメディーです。

恐怖やショックから弱ってしまっている人はGels、恐怖感や深く、体験したことのフラッシュバックなどで眠れないような状態にある人はOpiumがより適しています。

好転条件:排尿、発汗、一人になること、外気

悪化条件:動くこと、恐怖、春の湿った空気、症状のことを考える


動物に使用する場合

ナーバスで神経が落ち着かない状態になっているときに、使ってみて下さい(Arg nitと要比較)。
また上記の人間の風邪やインフルエンザに似ている症状があるときにも試してみるとよいでしょう。

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