
咳に用いられるレメディーを何回かで説明していきます。
1.Aconite Nape.
・冷たい乾燥した風にさらされるたり、身体が冷えたことで急に咳が出てくる
・風邪の初期段階
・高熱を伴うことが多い
・夜中に咳が出る
・乾いた咳で、窒息するような大きな咳をする
・ナーバスで不安、落ち着きが無い状態になる
・悪化:夜、寝てる間、寝ついた直後、息を吸うこと、横向きに寝る、
・改善:仰向けに寝る
2.Allium Cepa
・風邪や花粉症からくる咳
・水っぽい大量の痰がでる
・痛みを伴う咳、痛みのあまり喉をおさえるたりする
・悪化:夕方、暖かい部屋、部屋の出入りで空気の温度が変わる時、湿気、春
・改善:外気、動くこと、冷やすこと
3.Antimonium Crudum
・強烈な発作的な咳の後に、弱い発作が続いておこる
・声がかれる
・舌苔が白い
・水疱瘡の時の咳
・悪化:朝、寝起き、暖かい部屋、太陽、水泳、冷えること、食べ過ぎ、甘いもの、食後
・改善:外気、休むこと、風呂で暖まる
4.Antimonium Tartaricum
・うるさくてゼロゼロいう咳
・胸が痰で埋まっているかのような音がする
・体力がない人で痰が吐き出せない(老人や小さい子供)
・痰がほとんどでない
・息をするために座らないといけない
・苛々していて触れられるのを嫌がる
・悪化:夜、10PM以降、怒り、過食、あくび、朝、横たわること、天候の変化
・改善:座ること、痰を吐いた後、冷たい外気、右側を下にして横になる
5.Arnica
・咳をするたびに痛いので、胸をおさえる
・インフルエンザなどで、体中が痛かったりするときの咳
・子供の場合は、咳をするたびに泣きべそをかいたりする
・悪化:触られること、動くこと、寝起き、冷たくて湿った空気
・改善:横たわること、外気、座ること