
その1に続いて、咳のレメディーの解説です。
6.Arsenicum
・心配で落ち着きが無い
・寒がり
・のどが渇いて、チョビチョビと少しずつ飲み物を飲みたがる
・アレルギーや喘息による咳
・咳をしている最中に、大量に発汗する
・気管支が炎症を起こして、息がしにくくなる
・泡っぽい痰が出る
・心身共に消耗する
・悪化:深夜12時から2時、外気(特に冷たい)、冷たい飲み物、横になること、ホコリ、煙草の煙、階段を登る時
・改善:暖かい飲み物、暖まること、姿勢よく座ること
7.Belladonna
・発作的な強くて短い咳を伴う高熱
・夜中に悪化する
・顔が熱を伴って赤くなる
・喉に異物感を感じて咳が出る
・喉が焼けるような感じがする
・咳をすると、余計に咳が出る
・咳をするたびに割れるような頭痛がする
・悪化:動くこと、深呼吸、ホコリ、喉に触ること、あくび、夜中
・改善:身体を前に曲げる、ベッドに横たわる、暗い部屋、背筋を伸ばして座る、暖かい部屋
8.Bryonia
・頭や胸に痛みを伴う咳
・冷たい風にさらされることではじまるが、症状はゆっくりと悪化する
・咳をするときに胸のあたりをおさえる
・強く押すことで症状が良くなる
・胸のあたりに縫うような痛みがある
・喉が渇く
・1人でいたがる
・痛い側を下にして横になりたがる
・動いたり、深呼吸によって空咳が出る
・悪化:動くこと、飲食、頭を低くして横になる、腕を上げる、頭を下げる、暖まりすぎる
・改善:外気に触れる、強く押すこと、じっとしていること
9.Calc Carb.
・夜中は空咳で、朝は痰がたくさんでる
・喉が痒い感じがする
・活動することで咳が悪化する
・悪化:活動、牛乳、寝起き、朝、満月、食後
・改善:乾燥した気候、痛い側を下にして横になる、朝、朝食後、さすること
10.Causticum
・胸の奥深いところ痰があるような感じがして、もうちょっと深い咳をすると痰がでるような感覚がある。
・咳をしても痰を出すことができない
・咳をすると、お尻に痛みを感じる(特に左のお尻)
・昼間は、全く咳がでなくなる
・声がかれる
・咳の最中に尿漏れする
・胸が焼けるような感じがしたり、喉にかゆみを感じて咳が出る
・粘着質な痰、石鹸の泡のような痰
・悪化:横になる、夕方、夜中(3AM-4AM)、濡れること、新月、話すこと、コーヒー、
・改善:雨、冷たい飲み物、暖まること、ゆっくりと動くこと、湿った気候