
咳のレメディー:その2に続いてその3です。
11.Coccus Cacti
・発作的な抑えられない咳
・短いけれど発作的な強い咳で、たくさんの痰が出る
・紐のような長くて粘質な痰がでる
・全く痰がでない場合もある
・午前6時から7時か夜の11時半以降に咳が出る
・悪化:暖まること、暖かい部屋、暖かい食べ物や飲み物、横になる、冬
・改善:冷たい食べ物や飲み物、外気(特に冷たい)
12.Drosera
・昔から百日咳に使われてきたレメディー
・発作的な非常に激しい咳で、嘔吐することもある
・胸全体でするような大きな咳
・喉が乾燥してイガイガする。かゆみも感じる。
・咳が激しすぎて、窒息しそうになる
・悪化:夜、AM12-AM2、飲食、話すこと、タバコ、夜中に横たわること、横になって頭が枕に触れる、ベッドの中で暖まる
・改善:座ること、ゆっくりと歩く
13.Ferrum Phos.
・顔が赤くなって熱があり咳もあるけど、症状に特徴のあまりない子供の風邪によく使われる
・痰に血が混じっていたり、鼻血がでることがある
・風邪の比較的初期段階で、あまり特徴がなく、レメディーを決められないときに使うとよい
・気管支炎といった、炎症を伴う咳に使われる
・悪化:4AM-6AM、動き、音、冷たい風、食後、立つこと
・改善:血が出ること、ゆっくりと歩くこと、寝起き、一人でいること
14.Hepar Sulph
・濃くて黄色い痰がたくさんでる咳
・冷たい風などが原因の子供の咳:特に激しい咳の場合が多い
・夜中に空咳で、朝に痰がたくさんでる
・夜中ずっと咳が続くことがある
・冷たい隙間風などに非常に敏感
・ちょっとしたことに反応したりしてイライラしている:音、触ることなど
・寒気が非常に強いので、暖めるとよくなる
・ベッドから出たり、毛布を剥いだりすると症状が悪化する
・悪化:冷たくて乾燥した気候、冷たい物の飲食、ちょっとした刺激
・改善:熱、湿った気候
15.Ignatia
・精神的にショックなことがあった後にはじまった咳
・乾いた短い咳が、発作的にたくさんでるので、呼吸をしづらい
・咳をすると、余計に咳が出てくる
・Droseraのように百日咳に使われてきたレメディー
・深呼吸をすると咳がでる
・悪化:精神的なショック、冷たい外気、悪臭、触れられること、コーヒー、タバコ、朝、寝起き
・改善:姿勢を変える、排尿、一人でいること、暖まること