【Science】現実が観測されるまで存在しないことが実験で明らかに!【科学】

オーストラリアの科学者たちが、量子力学の実験で証明

観測されない限り、現実は様々な可能性の雲のような状態にあり、私達の感じているようなリアリティーとしては存在しないという話は、ちょっとでも物理をかじったことがある人なら知っているかと思います。しかし、実際のところ私達の現実感覚ではあまりにも突拍子もない話です。

このジョン・ホイーラー氏(マンハッタン計画にも参加したブラックホールを命名した科学者です)の遅延選択実験というのは、有名な量子力学の実験のひとつなのですが、今回、オーストラリアの科学者たちが実際にそれを行ったところ、正しいということが証明されたようです。

この実験は考案された数十年前は、技術的に不可能だったのですが、ここ数十年の驚異的な技術革新で可能になったようです。

ちなみにこの遅延選択実験は、正直、正確に説明できる自信がないので、興味がある人はぜひググって見てください。

一言でまとめていうと、「過去に何が起こったのか」を未来である現在から決定できるという趣旨の実験なのですが・・・・、前提知識がない人は腰を据えて調べないとなかなか理解が難しいかもしれません。

 

この実験から何が言えるのか?

If one chooses to believe that the atom really did take a particular path or paths then one has to accept that a future measurement is affecting the atom’s past, said Truscott.

“The atoms did not travel from A to B. It was only when they were measured at the end of the journey that their wave-like or particle-like behaviour was brought into existence,” he said.

私達のマクロなスケールの世界と、原子のようなミクロのスケールの世界では、同じように存在を捉えることができません。したがって、ザックリしたあまり正確な説明ではないのですが、「誰も月をみていなかったら、その時この世界に月は存在しない!それどころか月がどういった動きをしていたかという過去を現在から選択できる」ということなのです。(ホントに正確な説明ではないのですがご容赦ください・・・・)

もうここまでくると物理などを超えたオカルトの世界のような話ですが、電子などの非常に小さい世界では、観測するまで存在が確定しないということが起こっています。ただし私達のマクロな世界ではこういった振る舞いはしないので、実際に誰もみていない時に月が消えてなくなるわけではありません。

量子力学はまだまだ発展をしている物理のジャンルなのですが、今回の実験の成功でまた一歩さらに地歩を固めたと言えます。LEDやコンピューターなども量子力学なくては生まれ得なかった技術なので、今までの技術革新を思うとこれから先の進歩が楽しみです。

量子コンピュータもカナダの会社で試作品が稼働しているらしいですし(どこまで本物の量子コンピュータといえるシロモノなのかわかりませんが)、私達が今の数千倍、数万倍の性能をもったパソコンを手に入れる日も遠くはないのかもしれません。そんな性能のもので何をすればいいのか想像もつきませんが、とりあえず現実と違いが見抜けないようなバーチャルリアリティを作れるようにはなりそう。

・・・やはりマトリックスに取り込まれる世界は近いのか。都合のいい現実だけ見られるならマトリックスでも全然いいですけどね〜(笑。

 

元記事はこちらかどうぞ

Quantum Experiment Confirms Reality Doesn’t Exist Until Measured

 

 

 

 

 

 

 

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